鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

ライバル

もうひとつ小川さん関係の話題を。
10月2日、放送枠が変更となって初のオンエアとなる『紺野、今から踊るってよ』は、全放送枠での最終オンエア分に続いて小川麻琴さんが登場でした。
タイトルに「完全版」と謳われてはいたものの、さすがに限りある放送時間の中で完全版とは行きませんでしたが、小川さんから紺野さんへの手紙朗読シーンもあり、満足できる内容でした。
個人的に嬉しかったのは、小川さんの手紙の

紺ちゃんは仲間であり、ライバルであり、
何より大切な心友です!!

という一節でした。
紺野さんと小川さんって決してバチバチした関係ではないけれど、でもただ仲が良いだけではなくて、それぞれのやり方で歩いて行くお互いへのリスペクトがあり、互いが互いの目標でもある。そんな関係がうかがえる手紙でした。
その手紙に対しての紺野さんの「泣かさないでよ、あなた」という言葉も、番組の司会者として「まこと」とは呼べない中での「あなた」かなと思ったりするところです。


というわけで小川麻琴さん出演の『紺野、今から踊るってよ』は2016年の12月25日まで公式配信で観られるってよ!

理性のセイタロウ

10月29日に小川麻琴さんが29歳を迎えられました。おめでとうございます!
さて、私は小川さんがまだ28歳の10月26日(笑)、下北沢の小劇場B1で小川さん主演舞台『ふわふわプカプカパリンバリン』初日公演を観劇してきました。
この劇、中学2年生の男子の頭の中が舞台という一風変わった設定の作品でした。進路指導を翌日に控えた夜、頭の中で理性や食欲、睡眠欲、悪の心や“無”など、擬人化された彼の自我たちがそれぞれの主張を闘わせるというストーリーのコメディです。

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生まれる16ビート

10月19日にリリースされたアンジュルムのニューシングルの1曲『上手く言えない』は、曲中盤の大胆な転調も心地よい16ビートナンバー。



通常、16ビートの曲ではドラムのハイハットが16分でビートを刻んだり、リズムセクションのどこかのパートが16を刻んでいることが多いですが、この曲ってつねに16を刻んでいるパートってないんですよね。ギターが16でカッティングをしていますがそれもつねに入っているわけではない。にもかかわらず曲全体として16ビートを感じさせるというのが面白いと思っています。

ふたりが、数年ぶりに踊ったってよ

現在はテレビ東京アナウンサーの紺野あさ美さんが毎回さまざまなゲストを迎えて踊るミニ番組『紺野、今から踊るってよ』、なんと9月29日放送分にはモーニング娘。での同期・小川麻琴さんがゲストで登場しました。
『紺野、今から踊るってよ』は2015年5月21日放送回で高橋愛さんと新垣里沙さんが出演して娘。5期メンバー3人が揃ったことはあったのですが、当時は小川さんは芸能活動一時休止中で不参加。それから約1年半を経て紺野さん小川さん共演が実現って、もうちょっと言葉ではなかなか表現できない感覚があります。


やはりね、紺野さんってもうアナウンサーとしての話し方が身についていると思うんですけど、小川さんとやり取りする中で、アナウンサーじゃない紺野さんが垣間見える気がするんですよね。
ふたりの娘。時代がいまとつながっていることを感じさせる会話に続いてふたりが踊るのが、ハロプロナンバーの『SHALL WE LOVE?』なのも嬉しいところでした。



そして『紺野、今から踊るってよ』は10月より放送時間を移動して継続。その第1回目がゲスト小川麻琴さんフルバージョンですってよ! これは見逃せないですよ!!

Sol-La-Si-Do

9月21日に一般リリースされたBuono!のニューシングルの1曲『ソラシド〜ねえねえ〜』は、ミュージックビデオがYouTubeで公式配信されてはいましたが、配信されていたものは1番までのショートバージョン。なのでCDを購入して初めてフルで聴いたのですが、初めて聴く2番に鳥肌が立ちました。
ボーカルに呼応するようなギターのプレイはまるで歌とセッションをしているようで、カッチリと構築されたアレンジの中に違ったテイストをもたらしていると思います。


もう1曲の『ロックの聖地』では曲の随所に過去のBuono!ナンバーのフレーズが散りばめられていますが、『ソラシド〜ねえねえ〜』でもBメロのバッキングギターでLED ZEPPELINの『天国への階段』を思わせるフレーズが忍ばせてあるのも面白いところです。
これはYouTubeで配信中のショートバージョンミュージックビデオでも聴けますね。

E.Sitar

先日、YouTubeBitter & Sweet公式チャンネルにアップされたのが、Bitter & Sweetが7月24日に原宿La Donnaでおこなったライブから『バイバイメトロ』の映像。昨年12月にリリースされたミニアルバム『#ビタスイ』収録曲で、アルバムでは打ち込みのシンセサウンドを基調にしているところ、大きくアレンジを変えたこのライブバージョンでは、徳武孝音さんが演奏するエレクトリックシタールの音色が印象的ですね。



さて、エレクトリックシタールといえば、2006年10月11日に渋谷O-EASTでおこなわれた安倍なつみさんのアコースティックライブ(DVD『NATSUMI ABE ACOUSTIC LIVE at Shibuya O-EAST』としてリリース)で、徳武孝音さんのお父様・徳武弘文さんが弾いていらっしゃいました。
たぶん、Bitter & Sweetのライブで孝音さんが使っているエレクトリックシタールは、このときに弘文さんが使っていた楽器そのものだと思います。孝音さんはほかのライブでも弘文さん所有のはずの楽器を使っていたことがあるので、今回もお父様から借りたのかなと。
ちょうど10年を経て、ハロプロ周辺のアーティストのライブで同じ楽器が弾かれているというのも、ひとつの不思議な縁のように思います。

Concerto

ハロー!プロジェクトにいろいろと大きな動きのあった8月ですが、Buono!の武道館コンサートについてちょっと思ったことを。
今回のBuono!のコンサート、武道館がソールドアウトで、ライブヴューイングは海外を含めて20以上の会場で開催されるという、まさに盛況といえるものですが、今度リリースされる(コンサートで先行販売された)Buono!の新曲って、全国流通するとはいえインディーズなんですよね。
インディーズで作品をリリースしているグループが武道館での公演を大成功させている。これって、かつては音楽ソフト産業が中心だった音楽ビジネスのあり方が変わってきていることをある種象徴的に示しているようにも思えます。
そして、これは考え過ぎかもしれませんが、アップフロント系列の会社がコンサートと音楽ソフトリリースについてどんなスタンスをとっているかを示唆するものもあるのかもしれないと思っています。




まあそんなことを思いつつ、コンサート不参加でライブヴューイング会場でもニューシングルが買えなかったのが残念でならないのよ。