鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

裏側

このところ毎週楽しみなのがYouTube配信の番組『MUSIC+』と『GREEN ROOM』。アップフロント系列のレコーディングやコンサート制作などの裏側を映像で見せてくれることが多く、以前よりレコーディングやコンサートの技術的な部分にも興味があった私にとっては(『サウンド&レコーディングマガジン』とか大好き)たまらない番組です。


もう1ヶ月以上前の配信となるのですが『MUSIC+』第58回で配信されたのが、アンジュルム『臥薪嘗胆』のベースレコーディング(29分42秒くらいから)。

ベースを演奏しているのは、ハロプロ楽曲では℃-uteまっさらブルージーンズ』やJuice=Juice『ロマンスの途中』などにも参加している笹本安詞さん。
『MUSIC+』の映像ではレコーディングスタッフ(ディレクター?)のリクエストに応えて感想のフレーズをいろいろと試す過程が収められており、楽曲がアレンジの段階で完成するのではなく、レコーディングの現場でスタッフやプレイヤーのアイディアが加わって完成していくというのがよくわかる映像になっています。『まっさら』や『ロマンスの途中』のレコーディングもこんな様子だったのかと想像してみるのも楽しいものです。
また、スタッフの求めるイメージに近づけるために試行錯誤しつつも一貫して笑いも絶えない和やかな雰囲気であるのと、演奏がスタッフが求めるイメージに合っていなかった場合でも「ダメ」「違う」などの否定的な言葉を使わずにイメージをすりあわせていっているのは重要な部分かなと思っています。



もうひとつ、これは最新配信分で『GREEN ROOM』第14回で紹介された娘。ライブ映像のMA風景(48分54秒くらいから)。

ここでは最後のほうでBerryz工房のライブ音源のMAも実演されています(53分55秒くらいから)。ライブ音源とはいえ、当然レコーディングされている音はPAから直で録られたクリアなサウンドなわけで「ライブらしい臨場感」を加工や編集により「作り出している」ところを面白く感じます。