ソロライブの意味
先日の小川さん、保田さんのライブについて、大事なことを書きそびれていたなと思うので、改めて。
小川さんのライブでは、この前のエントリーでもちょっと触れたように、アンコールの際、震災後に小川さんが感じたことや思ったことを、かなりじっくりと話してくれました。
「明るいキャラ」を求められることが多い小川さんにとって、ここまでじっくりと心境を語る機会は、あまりなかったと思います。
やはりそれは、ソロでの、しかもじっくりと「歌」を届ける場だからできたことではないのかなと思うのです。
保田さんのライブも、似たところがあると思います。今回のライブで披露された本人作詞・作曲の新曲『僕〜Believe〜』は(後ろ向きではないのだけれど)内面を見つめるような曲で、決して明るい歌ではありません。やはりこの曲も、周りから「ケメ子」と呼ばれる「保田圭」のイメージとは異なったものだと思います。
小川さんや保田さんに対して多くの人が抱いているイメージや、ドリムス。などでの活動で見せているのとは、違った面。それを見せられる機会が、ソロ、しかもトークイベントなどではなく、音楽ライブという場なのではないかと思います。
それはきっとほかのメンバーについても同じで、だから彼女たちが歌う機会を大切に観ていきたいと思うのです。