鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

2011年初更新です

年明けから2週間以上も経ってようやく2011年初の更新です。

1月2日から8日まではこんな感じでした

1月2日は夜にネットで娘。9期メンバーの情報をチェック。この4人を加えた新体制の娘。に期待を膨らませたり。
翌3日には中野でハロコン夜公演を鑑賞。オープニングアクトの吉川さんも含めてとにかく楽しかった!
予想よりも堂々とした9期メンの姿に感心したり、あるユニットの衣裳に惚れ惚れとしたり、なにより、単独で披露した曲は多くなかったものの「現在」のモーニング娘。を堪能することのできたのに満足したコンサートでした。
私が観た3日はふたつパターンがあるうちのAパターン公演。5日からはBパターン公演がスタートし、当日券販売ありとの情報に心惹かれつつも都合をつけることができず、やむなく断念しました。

そして1月9日

9日に発表された高橋さん卒業の一報は、ツイッターを通じて知りました。亀井さん、ジュンジュン、リンリンの卒業から1ヶ月も経っていない時期での発表は驚きではありましたが、と同時にどこかで納得してしまっている気持ちがありました。


高橋さん卒業を知った瞬間に思い浮かんだのがですね、最新アルバム『Fantasy!拾壱』収録の『Fantasyが始まる』だったんですよ。聴いたことない人はすぐさまCDショップに走るなりネット通販で申し込むなり各種配信サイトにアクセスするように。
この曲の3分あたりからの高橋さんのボーカルって、最初に聴いたとき、単純に「うわすげえ!」って鳥肌が立つような感覚を覚えたんですね。いまのモーニング娘。はここまでできるグループなんだと。
それは決して充分だとかやり尽くしたとかということではないんだけど、モーニング娘。というグループとしてこれをやってしまった人ならば、別のステージへと活躍の場を移すことも、自然なことのように思えたのです。

発表から少し落ち着くと

一報からしばらくするとですね、いろいろ考えたりもしました。
そのひとつは、2日にサプライズで娘。加入が発表された譜久村さんについて。彼女の加入がああいうかたちで発表されたのは、高橋さんの卒業決定が背後にあったのかなあと。
2日の9期メン発表に際して、つんく氏が「ウェットな色気のあるメンバーが足りない」と譜久村さんを加えた理由をコメントしていて、その時点では、なるほどつんく氏は12月で卒業した3人にそういう「ウェットな色気」を見ていたのかなと受け取っていたのですけど、9日になって思うと、それは高橋さんのいなくなった娘。を想定しての発言だったのかもしれないなと。


それからね、9期も含めて残るメンバーについて、あれやこれやと思いを巡らせたりもしたのですけど、高橋さんが自分で卒業を決めたということは、あとは任せて大丈夫だって思ってるってことなんですよね。一番近くでメンバーを見ている人がそう思えているのならなにも心配はいらないんじゃないかって、いまは思っています。

最後に

今回の更新の締めとして高橋さんへ向けての言葉を書こうと思ったのですが、なんと書くかはけっこう迷いました。
「おつかれさま」という言葉、個人的にはあまり好きではありません。たしかに便利な言葉ですから、日々のあいさつ替わりによく使っちゃったりはしているんですけどね。
でも、なにかひとつの大きなことを終えたときに「おつかれさま」と言うのは好きになれません。
もちろん、疲れたことをいたわるのは大事なことだと思うんですけど、ひとつのことを終えたときって、それが大きければ大きいほど、疲れもあるけど同時に充実感や喜びもあるはずだと思います。「おつかれさま」って言葉は、その中から「疲れている」って状態だけに目を向けてるみたいじゃないですか。まあ、疲れしか感じないこともわりとあるけどさ(笑)。
疲れているのは、なにかに力を注いできた結果だし、そうやって力を注いで成し遂げた「成果」に対しての言葉を贈るほうが、その人のやってきたことをねぎらうことになるんじゃないかなと思います。


だから、高橋さんに言葉を贈るのであれば「あなたの率いたモーニング娘。は素晴らしい」と贈りたい。「あなたの率いるモーニング娘。が一番好きです」と。
そしてそのあとに「いまの時点では」と付け加えさせてもらう。
これからも続いていく娘。への、期待を込めて。