鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

Bスタのギター

田中れいなオフィシャルブログの8月6日付けのエントリーに田中さんがギターを持ってる写真が掲載されてます。
で、こちらはつんく♂オフィシャルサイトに掲載された2004年のライブレポート。そのライブにギタリストとして参加していたこーじ氏がまったく同じギターを持ってます。こーじ氏=最近の娘。の曲でディレクターをつとめギターを弾くことも多い鎌田浩二氏なわけでして、田中さんディレクターのギターで遊んでるわけですね。怒られないのかいな(笑)。


さて、この画像で個人的に興味深いのは、娘。さんたちのボーカル録りのときにスタジオにギターがあるって状況なんですよね。伴奏のトラックができあがってからそこに歌を乗せてという作り方がされているなら、歌入れの際にスタジオにギターがある必要はないわけで。
こーじ氏がギターを弾いている曲では、別のギタリストとこーじ氏の名前が並んでクレジットされていることが多いです。これは、まず別のギタリストが参加してオケを作成したあとに、こーじ氏がギターを加えているケースが多いからなんじゃないんでしょうか。
つまり、こーじ氏のディレクションによって歌録りをする段階で、必要と判断されればそこでこーじ氏自身がギターをレコーディングするという行程を踏んでいるのではないかと思うのです。
『しょうがない 夢追い人』ではサビの途中からギターが加わってきますよね。これは完全な私の想像なんですが、あのギターって歌を録ったあとで、その歌に呼応するように弾かれたフレーズではないかと思っています。だからあれだけ歌声の情感を引き立てるようなフレーズが生まれてきたのだと。


オケを作ってボーカル入れて完成させるという一方通行の行程ではなくて、歌が入ったらその歌を引き立てるためになにが必要かを考えて変えていくという、そういう楽曲作りがされているのではないかと思っています。