鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

VOCALOID ARI

すでに1週間経っちゃってるんですが、14日は東京ビッグサイトへと行って能登有沙さんの3rdアルバム『Innocent as a BABY』を購入してきました。アルバム収録曲のレコーディングの様子がUstreamで配信されたのを観たら、曲が耳について離れなくなっちゃったわけでして。


5曲入りのミニアルバムで、それぞれの曲の個性がひじょうに際立った、バラエティに富んだアルバムになっています。
能登さん自身がアルバムブックレットやブログなどで「アニメの主題歌になりそうな曲」と書いていて、たしかにどの曲もそういう印象です。同時にボーカロイド楽曲っぽさも感じました。特に1曲目2曲目はその印象が強いです。1曲目『見せかけ、意地っぱり』は実際にボーカロイド楽曲を発表していらっしゃる“ぼーかりおどP”さんが楽曲提供&プロデュースをしているので、当然っていえば当然なところかもしれません。個人的には『見せかけ、意地っぱり』が巡音っぽくて、2曲目『Shin -シン-』は初音っぽいなと思っております。


アルバムを通して聴くと、ほんとに能登さんの器用さがうかがえるんですよね。1曲ごとに歌い方や声のトーンもかなり変えてきていて、1曲目『見せかけ、意地っぱり』、3曲目『じれった愛』は見た目幼い感じの能登さんからは意外と思えるほど。2曲目『Shin -シン-』では逆にあどけなさを感じさせるというか、前述のようにボーカロイドっぽさも感じるような歌い方をこなしています。
タイトルどおりキラキラなラブソングである4曲目『Jeweling Heart』、壮大なスケール感を持った5曲目『カゼノツバサ』の流れの気持ちよさは格別。全5曲で約25分というのは通して聴くのにちょうどいい時間ということもあり、購入してからかなりリピートしています。
でもって、何度も聴いているうちにこのアルバムに収録されている曲をライブでも体験してみたいかなとも思っている今日このごろです。アルバム買うときに本人から「ライブやイベントもやってるのでぜひ来てください!」って言われちゃったしなあ(笑)。