ハロプロ楽曲大賞2009
ハロプロ楽曲大賞2009、投票期限は7日いっぱいということですが、明日明後日と投票している時間がないかもしれないので先ほど投票を済ませました。
以下、私の投票内容を記しておきます。
楽曲部門
- 『しょうがない夢追い人』モーニング娘。:2.5pt
時代錯誤感すら漂う歌詞とメロディに尖ったアレンジ。それは2009年に“歌謡曲”を成立させてみるという試みであるように感じました。葛藤しつつも現状に引きずられてしまっている女性の“どうしようもなさ”は、いまの娘。だから表現でき得たもののように感じています。 - 『すべては愛の力』モーニング娘。:2.5pt
打ち込みメインで構築されたサウンドが独特の浮遊感を感じさせてくれます。歌詞の内容は意味深げで、そんな歌詞を力強く歌う娘。の声が、どこか熱さを抑えたようなサウンドに乗っかることで生まれてくるのは、歌詞で歌われているような不思議な「エネルギー」。 - 『はじめての経験』真野恵里菜:2.0pt
メロディは1回聴けば覚えてしまいそうなほどキャッチーで、サビへ向けて徐々に盛り上がっていく展開のドラマティックさが見事。スケールの大きさを感じさせるアレンジが夏を前にした解放感を感じさせます。翳りをいっさい感じさせない明朗さが魅力的。 - 『Summer Has Come』ガーディアンズ4:1.5pt
キラキラしたイントロからダッシュで駆け出すような疾走感は、まるで初夏のまぶしい陽射しが映像として目に浮かぶよう。歌詞とボーカルも一体となってミドルティーンの爽やかさ全開です。 - 『青春・オン・ザ・ロード』メロン記念日×THE COLLECTORS:1.5pt
もともと好きなバンドとのコラボレーションということで外せないところでした。約4分間の中でストーリーやドラマを想像させてくれる、しっかりとしたとした“世界”を持った1曲。
今回は5曲に絞るのが難しかったです。
かなり悩んだのが、アルバム『チャンプル(1)』に収録されていたタンポポ#の『赤いスイートピー』。今年のハロプロ関係の曲の中ではもっとも心地よかった歌であることは間違いないのですが、これを楽曲大賞の5曲の中に選ぶことにどうしても自分の中で違和感が拭えず、最終的に外しました。
もう1曲悩んだのが娘。のアルバム『プラチナ9DISC』から『It's You』。あれだけ“エロティック”をストレートに表現しているのってすごく面白い意欲的な曲だと思っていますし、繰り返し聴いた曲でもあります。ただ、5曲に絞ろうとすると入れられなかったという感じです。もし、もう1曲選べるのなら絶対に選んでいたと思います。
ほか、個人的に最終候補として考えた曲を挙げると、娘。『SONGS』『片思いの終わりに』『弱虫』、月島きらり『コイサイン』『ラブチク』、ガーディアンズ4『いつかどこかで』、Buono!『消失点 -Vanishing Point-』、真野さんの『世界はサマー・パーティ』『ジャスミンティー』、アイスクリー娘。『モーニングコーヒー(中国語Ver.)』、松浦さん『七回歌うといいことがある歌』。
PV部門
- 『しょうがない夢追い人』モーニング娘。:2.5pt
ドラマ風パートでの私服風の衣裳や、メンバーそれぞれが見せる翳りのある表情が魅力的でした。光線の使い方や画面の色調も好きな感じです。ラストカットは「魅了される」の一言に尽きます。 - 『はじめての経験』真野恵里菜:2.0pt
初鑑賞時にはとにかく「真野ちゃんが踊ってる!」というインパクトが大きかったです。曲のイメージをストレートに映像化した爽やかさが好印象。改めて観なおしてみると、画面内での色の配分に気が配られているなと感じました。 - 『MY BOY』Buono!:1.5pt
スパイ物という趣向がサーフテイストなギターサウンドとベストマッチ。途中までのシリアスなタッチから、間奏後はオチに向けて一転キュートでコミカルになる構成もBuono!らしくて楽しいところ。
PV部門に関しては、最近のヴァージョン違いにはさすがに追いきれず(笑)、基本的に通常ヴァージョンから選ぶという方向で。最初に観たときの印象が強かった作品を3曲、こちらはあまり迷わずに選べたという感じです。
推しメン部門
- 保田圭
選考理由:長くなるので割愛させていただきます。
昨年までって推しメン部門の選考理由ってありましたっけ? 事前に考えていなかったので投票の際にちょっと戸惑ったのですが、しばらく考えた末、ほんとに上のとおり書いて投票してきました(笑)。