白いコンソール

やはり今日のイベント中で話されたのですが、昨年保田さんが購入したという白いピアノ、東海楽器のピアノだということです。猫足になっているとも言っていたし、コンソールと呼ばれるコンパクトタイプのアップライトじゃないのかな？　そのほうが部屋には入れやすいでしょうしね。
さて、その話を聞いてふと思い出したのがこの小説。

サマータイム (新潮文庫)

ピアノを題材にした連作中編集。単行本のラストに収録されている『ホワイト・ピアノ』というエピソードが、中古の白いコンパクト・ピアノを巡る物語になっています。猫足という描写はないんで、保田さんのピアノとはちょっとイメージ違うかもしれないんですけどね。
どこか不器用な登場人物たちがとても愛しく思える作品です。