鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

序章

24日におこなわれた保田さんのファンクラブイベント“アコースティック・ヘブン”、2回目の公演となる15時半からの会に行ってきました。
いつものパシフィックヘブンのイベントとは異なり、ステージにはピアノ(とはいっても生ピアノではなく、電子ピアノでしたが)。2005年5月のディナーショーでもピアノを担当していた鹿島伸夫氏を迎え、ピアノと歌、そして会場からのアンケートや質問に答えてのトークという内容のイベントでした。
歌ったのは4曲。まずスタートは保田さんが娘。時代、初めて自分の声をたくさん聞かせることができたと思い出に残っているという『ワガママ』。アンケートコーナーを挟み、やはり娘。の曲から『Memory 青春の光』。
そして、再びアンケートコーナーを挟んだ3曲目。昨年末のテレビのカラオケ番組で獲得した200万円の使い道を今まで秘密にしてきたんですけど、と前置きしてステージ脇へ下がった保田さんの手にはアルトサックスが。カーペンターズの『Yesterday Once More』を、ワンコーラス目はサックスで、ツーコーラス目はボーカルで披露。演奏の前には「温かい目で見てください」と言っていたし、歌では歌詞を飛ばしていたけど(笑)、プッチモニ時代にテレビで演奏したときよりしっかりした演奏だったと思います。
続いてはアンケートではなく、その場で挙手で質問を募って答えるというかなり大胆とも思える企画。そして最後は『ベストフレンド』を歌い上げて終了となりました。
正直に書いてしまえば、物足りなさの残るイベントではありました。もっと曲を聴きたかったと思いますし、鹿島氏という優れたプレイヤーを迎えていたのだから、もっと変化に富んだ選曲をしても良かったんじゃないかなあという思いもあります。
しかし、今回のイベントは、今後の活動に繋がっていく内容のものになっていたと思います。イベント中ですごく印象に残ったことがふたつありました。ひとつは、アンケートコーナーで「もしやれるとしたら、ゴールデンタイムのドラマ主演と、ソロコンサートツアー、どっち?」という質問に対して、保田さんが即座に「コンサートツアーですね」と答えたこと。もうひとつはサックス演奏のときに「歌でいただいたのだから音楽に使いたかった」といったような趣旨の発言をしていたこと。「音楽をやること」に対する保田さんの姿勢というものを強く感じられた気がしています。
やはり私にとって保田さんの歌声っていうのはすごく魅力的で、今回も歌を聴いていてほんとに鳥肌の立つ瞬間がありました。
私は残念ながら観にいけないのですが、すでに来月の開催も決まっている“アコースティック・ヘブン”。これが積み重ねとなって、いずれもっともっとたっぷりと保田さんの歌を、音楽を堪能できる機会が来ることを期待していたいです。