まだここにいる
「物語性」を抜きにしてアイドルにはまれるようなナイーブさっていうのはとっくになくしちゃったんですよ。少なくとも私は。
と、こちらのテキストへのこのレスを読んで思ったりした6月の終わり。
で、今日は鞄の中にこの本を入れて出かけたりしちゃいました。
- 作者: 大塚英志,西島大介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/10/25
- メディア: 文庫
- 購入: 18人 クリック: 201回
- この商品を含むブログ (133件) を見る
空き時間にちょこちょこ読んでたんですが、あとがきで筆者自身が
「八九年の時点でかつて語り尽くしたはずの事柄が十年余りを経て、しかも世紀末をも超えてしまった今になっても尚、奇妙な形で時代の表層にあることの困惑がぼくにはある」と書いてからさらに4年。いまだここに書かれたことが現在に通用してしまうことに、軽い眩暈を感じたり。
なんかまだちょっと頭がクラクラしているので、『娘DOKYU!』の小川さんのダンスをあと3回くらい観てから寝ようと思います。