鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

ラ・クロシェットディナーショーを少し詳しく

1日明けてようやく少し頭が冷えてきたので、9日の保田さん稲葉さんディナーショーについてちょっと詳しく。もう10日の公演も終わったのでネタバレを気にすることはないのですが、長くなったので畳んでおきます。
移動時間を読み違えていたため、恵比寿駅に着いたのはすでに開場時間を過ぎた時刻。交番の地図で場所を確認してひたすらラ・クロシェットを目指しました。駅から少し距離はあるものの大きな通りに面しており、私が着いた時点でも数人の方が入場を待っているのが通りから見えたのでわかりやすかったです。
一般枠で申し込んだ私は入り口で料金を払って入場となります。荷物を預けて席に案内されると、もう食事は始まっていました。
さて、案内された席はステージ向かって右側すぐのテーブル。私の席とテーブルはもう数メートルと離れていません。さすがにこんなにステージに近いとは思っていなかったのでちょっと動揺。いい大人なので平静を装いましたが食事中に見事にナイフを取り落としました。それって動揺の表現としてあまりにベタ過ぎだぞ(笑)。
ライブ前の食事はトマトケースに詰めた海老のライスサラダ。保田さんのディナーショーで海老かよ! と心の中で突っ込みます。若鶏の小悪魔風と続き(ここでナイフを落とす)、デザートのヨーグルトのババロアが出てきた頃に、間もなく開演との案内と諸注意が店の人からありました。コーヒーを飲んで開演を待っていると、客席の方からたいせーはじめバンドのメンバーがバックステージへと歩いていったので、ちょっと驚きました。
しばらくして客席の電気が暗くなり、ステージにたいせー、鹿島伸夫氏、菊池真義氏が登場。ここでたいせーからもう一度諸注意がありました。最後の方で保田さん稲葉さんから話を振られて喋ることはありましたが、基本的にたいせーが喋ったのはここだけ。そして緑のドレスの稲葉さん、黄色のドレスの保田さんがステージに登場して『抱いてHOLD ON ME!』。私はセットリストを知らなかったので、おお、この曲から始まるのかと思いつつ、「ねえ笑って」をどっちがやるのかを気にしていました(笑)。もしかしてたいせーがやるのかも、と思いましたがさすがにそんなネタはなく、やったのは稲葉さんでした。
1曲目から圧倒されて、続いて『Memory 青春の光』。ふたりのハーモニーが見事でした。
ここでトーク。最近ふたりでの仕事が多いとか、今日の食事メニューを見て「若鶏の小悪魔風ってウチらのことだよね」とか、7日の石川さん卒業コンサートのあと、保稲姐飯絢で食事にいったという話などをしていました。
続いての『Best Friend』の曲の途中ではふたりが客席に下りて歌います。私は客席に来るのは知っていたんですが、この曲のときだとは知らなかったのでまたここで動揺したりして(笑)。近くに来たときの記憶があんまりないです(笑)。
ここで保田さんが下がって、稲葉さんのソロコーナー。アイドルに憧れていた頃や、OPDに入った頃の話などをして、憧れだったという中山美穂の『世界中の誰よりきっと』。太陽とシスコムーンの思い出を語って『Magic of Love』『Everyday Everywhere』。『Everyday〜』ではたいせーがコーラスもやりましたが、これが結構良かったです。
今度は稲葉さんが下がって保田さんソロ。「初めてテレビで歌った思い出の曲」と『異邦人』。続いて8日が母の日だったという話を始めますが、母の日のプレゼントを買いに行って、そのときに石川さんへのプレゼントを買った、とまた卒コン話になっていました。昔、母の日にエレクトーンで弾いたテープをお母さんにプレゼントしたことがあるという『君がいるだけで』。そのあとは再び石川さん卒コンの話になり「ピンクのペンライトが私たちのところにも回ってきた」という話をして、保田さん自身の卒業の思い出の曲『Never Forget』。最初から娘。を見ている方は違う思いもあるのだと思いますが、2002年過ぎから娘。にハマった私にとってはこの曲は保田さんの卒業ソングなので、これはかなり胸に迫るものがありました。
そして稲葉さんも戻ってふたりで『サマーナイトタウン』。オリジナルと曲の入り方が違っていて新鮮でした。この会場は客席がステージの前と横になるので、視線を移しつつ歌うのですが、視線を移動させるときの保田さんの眼がセクシーです。その上、何度目かの「大スキ」のときに視線が私の真正面に来てまして。…たまらんですよこれは。
たいせーがボンゴを叩くハワイアンアレンジに近い『真夏の光線』でステージは終了。
改めて書いてみると全11曲でしたが、もっと聴いたような密度の高いライブでした。
2日、3日におこなわれた公演を観た方から保田さん稲葉さんともちょっと固かったという話を聞いていたのですが、私が見る限り9日はそんなこともなく、ふたりとも素晴しいパフォーマンスを見せてくれました。ただ、保田さんは稲葉さんと比べて時折歌詞が聞きづらくなるところがありました。これは歌い方というより、マイクの使い方の問題のような気がするのですが。
とにかく昨日も書いたとおり満足度の高いライブでした。今日もまだちょっと浮かれているようで、1日で3回ほど段差を踏み外して転びかけました(笑)。