舞い踊る妖精
1917年、イギリスのコティングリーでふたりの少女が妖精の写真を撮影し、世間を驚かせました。世界的に有名な探偵小説を書いた作家(キーワード回避のため書きませんがわかるよね?)もこの写真にうつった妖精の実在を信じ、一冊の本を著しました。
そして写真の発表から60年以上の年月が流れ、写真を撮影したふたりは真相を明かしました。ふたりは絵本を手本にして妖精の絵を厚紙に描き、ピンで立てて撮影するという単純な手法で妖精の写真を作っていたのです。
上掲の本の表紙に使われているのがふたりが撮影した写真の1枚ですが、一見して不自然な点に気づきます。
なぜその作家はじめ、多くの人々がこのような単純なトリック写真を信じてしまったのか、今となっては知る術はありません。
と、ここまでが前置きです。参考文献はこれ→
娘。新曲のジャケットを見たとき、この話が頭に浮かびました。
浮かぶだけなら良いのですが、こういうものを作ってしまう私は明らかにエネルギーを間違った方向に使っていると思います。