SOUND DESIGNER2017年6月号
すでにけっこう前の話題ではあるのですが。
5月9日に発売された雑誌『サウンド・デザイナー』6月号では「ゼロからできるアレンジ教室」という特集が組まれています。
その特集の一企画として、現在いわゆる「J-Pop」シーンで活躍するプロアレンジャー6人のアレンジの傾向をプロが分析する企画がありまして、この企画を執筆しているのがつばきファクトリー『初恋サンライズ』のアレンジを担当された近藤圭一氏。
そして取り上げられている6人のアレンジャーの中には、田中直、江上浩太郎、大久保薫とハロプロのアレンジでもお馴染みの3氏が登場*1。
田中直氏についてはハロプロ曲には触れられていませんが、江上浩太郎氏、大久保薫氏はハロプロ曲についても言及され、江上氏はBerryz工房の『1億3千万総ダイエット王国』、大久保氏はモーニング娘。'17の『セクシーキャットの演説』と℃-uteの『夢幻クライマックス』が、それぞれ代表曲として挙げられています。
また、特集と連動しているアレンジコンテストのアレンジ例のひとつ、ロックをテーマにしたアレンジを、ハロプロ関係で多くの編曲を手がけている鈴木 Daichi 秀行氏が担当しております。(このアレンジ例は、サウンドデザイナー公式サイト内のコンテスト特設サイトで試聴することができます)
というわけでかなりハロプロ濃度の高い『サウンド・デザイナー』6月号、個人的にはYMCK除村武志氏の連載記事でのアニメソング『ハレ晴レユカイ』転調の分析記事も興味深く読みました。
- 出版社/メーカー: サウンド・デザイナー
- 発売日: 2017/05/09
- メディア: 雑誌
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