鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

日本武道館で聴いた音

日本武道館での娘。コンサートについて別の角度から少し。
今回の武道館コンサート、音が良くてビックリしました。
開演前にハロプロの曲のスポットCMが流れている段階でずいぶん低音がクリアに聞こえるなとは思っていたのですが、音の良さをはっきりと認識したのは、おなじみ『愛は勝つ』のVTRが流れたときです。
どうしてもコンサート会場だと特に低音はボワボワの固まりになって聞こえてしまうことが多いのですが、今回『愛は勝つ』が流れてくると、ベースの音が輪郭クッキリで音程感もしっかり。重なりがちなドラムの音ともちゃんと別々に聴こえて「え、なんでこんなに音良いの?」と思うくらいでした。ハロプロのコンサート開演前に『愛は勝つ』が流れるようになって以来いろんな会場で何度となく聞いてきたわけですが、間違いなく今回の武道館コンサートで聞いたのはいままでで最良の音の『愛は勝つ』でした。
もちろん音の良さはコンサート本編が始まってからも変わらず、どれだけ音が良かったかっていうとアンコールの『What is Love?』のとき、聴き慣れていないこの曲でオケのどのパートがどんなフレーズなのかしっかり聴き取れるレベルです。大きい会場だとありがちな大音量よる耳の疲れもまったくありませんでした。
大きな会場だと場所によって音の聞こえ方が大きく異なることはよくあって、実際、私も2011年の娘。日本武道館2デイズでは2階ファミリー席だった1日目と2階立ち見席だった2日目でガラッと音の聞こえ方が変わるのを体験しているので、今回も私の場所に因る部分もあるかとは思うのですが、やはり音響自体ひじょうに良かったのだと思います。
数年前になりますが、雑誌で近年はデジタル技術の進歩によりコンサートの音響がよくなっているという内容のコラムを読んだことがありました。今回の武道館公演はそのことを実感するようなコンサートでもありました。