ハロプロ楽曲大賞
今年もハロプロ楽曲大賞に投票しました。
以下に私の投票内容とコメントを書いておきます。
今年はたまたま楽曲部門の投票曲もすべてYoutubeで公式に動画が配信されている曲になったので、楽曲部門も動画付きで。
楽曲部門
- 『What's Up? 愛はどうなのよ〜』モーニング娘。:2ポイント
大きく広がる空を思わせるような開放感のあるイントロから流れるように次々と変わっていく曲調は、収録されているアルバムのタイトルのようにまさに「カラフル」。
道重さん&譜久村さんパートからラップパートにかけての左右のギターの絡みも気持ちよいところ。
個人的にはサウンドにどこか1980年代を思い出させられます。 - 『DEEP MIND』Buono!:2ポイント
曲を貫くザラザラとした荒々しさがたまらない。Cメロ明けサビでのギターのフィードバック音は何度聴いても鳥肌が立つほど。
そこ以外にも随所に使われているギターのフィードバック音は「抑えきれない力」を連想させ、それは歌詞の内容にもマッチしてひとつの世界を作り上げている。
- 『こんな私でよかったら』吉川友:2ポイント
韻を踏んだサビのフレーズが耳に残ります。そして2番ではそのメロディに“えっとね。。うんと「すき」”と、ダンサンブルな曲調には 似合わないほど純粋な言葉が乗せられているのがとてつもなく甘酸っぱさを感じさせてくれる。吉川さんのハスキーな声も、その甘酸っぱさをより引き立てていてGood。 - 『君は自転車 私は電車で帰宅』℃-ute:2ポイント
状況描写を重ねていくような歌詞と、その狭間にほのかに覗く心境が切なさを感じさせてくれる曲。
ゆったりとした曲調ながら、シンプルに8分を刻むベースや16分のパーカッションでしっかりとリズムを感じさせてくれるのも気持ちいいです。アウトロのギターのボリューム奏法がさまざまな感情を刺激してくれます。 - 『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』スマイレージ:2ポイント
歌詞のイントネーションとメロディラインが一致しない歌い出しが生み出す不思議な雰囲気。ポップスの黄金パターンも随所に盛り込んで“音楽の魔法”を感じさせてくれるスウィートな1曲。
一応、上記の順番で投票していますがポイントは全曲2ポイント同点としています。
MV部門
- 『Loving you Too much』(Party Ver.) Berryz工房:2.5ポイント
1曲通してワンカットに加え、ピントの合う範囲が狭い浅めの被写界深度で多人数の動く被写体を(おそらく手持ちで)追いかけるという、かなり難易度の高いことをやっているところに引きつけられました。 - 『黄昏交差点』真野恵里菜:2ポイント
決して説明的ではないけれど、明確なストーリーを映像と歌詞の相乗効果でうまく感じさせてくれる。
冒頭の「別離」、中盤の「再会」、終盤と、同じ駅のホームというシチュエーションでも、それぞれの状況の違いに呼応するようにアングルが違っているのが興味深いところです。冒頭とラストと「一度分かれて再びひとつになる線路」の映像を映すのも、主人公たちのその後を感じさせ、余韻を与えてくれます。
- 『初恋サイダー』Buono!:1.5ポイント
この曲は衣裳が気に入っていまして、その衣裳で歌う3人の姿がたっぷり見られるというところでもう満足です。セットの中でのバンド演奏というシチュエーションの作り物っぽさもいい効果を出していると思います。