Ｑ期のバランス

娘。さんのシングル『One・Two・Three／The摩天楼ショー』初回限定盤のカップリングに収録されている各期ごとの曲、Ｑ期＝９期メンバーによる『アイサレタイノニ・・・』を聴くと９期の声のバランスがすごく面白いなあと感じます。
まだ年齢的に幼いこともあって、生田さん、鞘師さん、鈴木さんは声の高い成分にキャンと引っかかるような響きがあると思うのです。鞘師さんはそれに芯の太さが加わって、鈴木さんは中・低域の成分が豊かな感じ。
その中で、譜久村さんは高い成分の鋭角な感じがなくて、すごくクリーンな太さがあると思うんですね。
だから、曲を聴いていて譜久村さんのパートになると、クッと引き込まれる感覚があって、またほかのメンバーにパートが受け渡されると、キャンとした響きの特徴が引き立っている。
互いの声をより魅力的に聴かせる、よいバランスの４人だと思います。