鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

娘。コンサート

3月25日に千葉県文化会館モーニング娘。のコンサートを観にいってきました。2月からスタートしている娘。のツアーですが、私にとってはこの日が初鑑賞。
メンバーの出演するラジオ番組などで、今回が初単独ツアーとなる10期メンバーがリハーサルで苦戦していた状況なども聞いていたので、正直なところ、10期や、先輩とはいえまだ加入1年ちょっとの9期メンバーは、まだまだ先輩メンバーとの差は明確に見えるのだろうなと予想していました。
しかし、実際にステージが始まると、軽い驚きを禁じ得ませんでした。パッと見て「できなくて」目立っているメンバーはステージの上にひとりもいない。たぶん、予備知識のない人に見せたら、誰が新しく入ったメンバーかすぐにはわからないのではないかと思います。
もちろんコンサートが進んでいく中で、まだ足りない部分や、逆に先輩メンバーのさすがだと思わされる部分に気づいたりはするのですが、先輩たちと顕著な差を目立たせないまでに水準にまで達してみせた新メンバーのすごさ、そして娘。に求められるのがどれだけのレベルなのか、ということを改めて感じさせられました。
歌の面では、9期の鞘師さんがメインボーカルの一角を担っているとはいえ、まだ新垣さん、田中さん、そして道重さんとケガのために一部の曲の参加ですが光井さんのお姉さん組が支えているという印象はあります。でも、9期10期は決して先輩の陰に隠れているわけではなくて、むしろ先輩が支える土台の上で躍動している感じがありました。
9期10期の見せ場もきちんと用意されているし、随所随所で9期と10期のライバル構図を強調している部分もあり、9期10期への期待感がどんどん膨らむようなステージでした。


このツアーを最後に新垣さんが娘。を卒業するわけで、それは残念なことなのですが、誤解を恐れずに書けば、新垣さん卒業後の娘。が楽しみで仕方がない。コンサートを観終えて感じたのはそんな気持ちです。