転校、卒業。

８月24日のスマイレージ小川さんの卒業発表は、レギュラーをつとめていた『おはスタ』番組内での“転校”発表、番組公式サイトでのお知らせ掲載、そしてハロプロ公式サイトでの発表という流れを、ほぼリアルタイムで見ていました。
卒業が発表となると、そういうことだったのかって思うことがたくさんありました。新メンバーオーディションもそうだし、オーディション発表以降、スマのメンバーがことあるごとに「４人のスマイレージ」と口にしていた意味や、『ハロプロTIME』で流れたハロコンで小川さんが見せた涙。それから、おそらく映像ソフト収録が入っていたはずのハロコン『YEAH YEAHライブ』最終公演のソロ歌唱メンバーに小川さんが入っていたことなど。

公式の卒業コメントで「関係各位との契約上の諸条件」とされている理由によって、直前まで発表できないのは、周囲も含めてつらい部分があったと思います。卒業に触れられないために、いろいろな誤解を招く部分もあったと思いますから。
そんな中で、事情を明かさないまま活動してきた、本人含めたメンバーは立派ですよ。

小川さん自身の卒業コメントの「心のどこかで本当の自分と、スマイレージの自分が凄い離れている気もしていました。」という一節は、個人的にはこれまでの卒業に関するコメントの中で一番重く感じてしまいました。
きっと小川さんは一番嘘のない選択をしたのだと思います。
「未来は自分の手の中さ」。
彼女がハロコンで歌った曲にそんなフレーズがあるのも、偶然ではないのだと思います。