鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

夢の国

19 日にInter FMで放送された番組『Make U Smile』の中で、新垣さんがディズニーリゾートの魅力を語る数分のコメントが放送されました。その中で、新垣さんが「ショーを観ていて勉強になるんです。辛いことがあっても、ショーを観ているそのときは忘れられる夢の国じゃないですか、モーニング娘。のコンサートもこういうことじゃないかと思うんです」という趣旨のことを話していました。
このコメントを聞いて、すごく「なるほど」って思えたんですね。


DVDにもなっている昨年春の娘。コンサートツアーファイナルで、新垣さんは次のようなことを話していました。たしか、私が観にいった別の日の公演でも同じような内容を話していたと思います。
「みなさんがお仕事だったり学校だったりで“ちょっと疲れちゃったな”とか“なんかやだな”と思ったときに“モーニング娘。に会いにいきたいな”と思ってもらえるような、すぐ帰ってこられるような、そんな場所でありたいと思っていますので、いつでもちょっと疲れたら帰ってきてください」


たぶん、この言葉って、新垣さんがディズニーリゾートで得たものを、今度は自分が送り出す立場として観ている人に感じてもらいたいと考えて出てきたものだと思うんですね。


ショーとかコンサートとか映画とか小説とかでもなんでも、もちろん面白かったとか楽しかっただけで終わるのもいいんだけど、そこで受け取ったものを今度は受け取った側が別のかたちに変えてまた外に出していく。それが娯楽というものの効果だし、意義じゃないかなと思うんです。感動したら表現する。“impress”と“express”ですよね。
決してそれはエンターテイメントの世界にいる人だけができることじゃなくて、誰もがそれぞれの仕事、それぞれの立場でできることだと思います。
新垣さんはまさにそれを実践しているわけで、ほんと見習わなくちゃいけないことだよなって思うのです。