鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

That's Entertainment!

保田さん出演の舞台『人生はショータイム!』初日となる9月30日の公演を観てきました。


劇の内容について書く前に、まずチケットについて。
プレイガイドなどでの前売り券の発売は終了していますが(もしかしたら終盤の数日分はまだ販売中かも)、問い合わせ先に電話で確認したところ、全日とも当日券が出る予定だそうです。劇場窓口で発売するほか、角川マーケティングの運営するサイトTICKETS@TOKYO(チケッツトーキョー)でも扱っており、ネットでの当日券購入が可能です。(開演の4時間前まで。会員登録とクレジットカードが必要で、システム利用料としてチケット料金に105円が加算されます)




さて、ここから劇の内容に触れるので「続きを読む」で。



劇の舞台となるのは昭和50年代。赤坂のショークラブ“コルドンブルー”でショーの演出を担当する向井翔と、彼に見出されてトップダンサーとなった美園エリコを中心にした物語です。
翔は、周囲から「ショーキチ(=ショー気違い)」と呼ばれるほどのショーへの熱意を持った人物ですが、決してショーにすべてを捧げるストイックな人物ではなく、女性にだらしなかったり、ショーの演出以外の面ではかなりのダメな男として描かれているのを面白く感じました。
その、エキセントリックな中に弱さや脆さを抱えた人物をROLLYさんが見事に演じています。ROLLYさんはアコースティックギター弾き語りでの生歌も3曲あり、まさにこの舞台はROLLYさんなくしては成立し得ない舞台だと思いました。


その翔の相手役・エリコを演じるのが保田さん。ROLLYさんとのダブル主演扱いで、最初っから最後までほぼ出ずっぱり。生歌を披露する場面もあり、さらに大勢のダンサーとともにセンターで踊るシーンもありと、見せ場もたっぷりです。
ただ、ですね。
保田さんでなければできない役になっていたかというと、ちょっと疑問符がついてしまうというのが正直なところです。前述のように、ROLLYさんの役は絶対にほかの役者さんでは無理なんですよ。もしほかの役者さんが演じるのであれば、もう劇自体を根本から作り直さねばならない。でも、エリコ役は保田さん以外の女優さんでも成立しちゃうかなあ……っていう印象は受けちゃいました。これは、初日ゆえの部分なのかもしれませんけどね。


ある種の群像劇となっていて、大勢の登場人物それぞれに見せ場があります。
ハロプロ勢では三好さんが出演していて、かなり出演場面も多い役です。冒頭に登場して、少し間があって再登場するんですけど、このとき最初の登場時とはガラッと雰囲気が変わっています。実は再登場してしばらくはそれが三好さんだと気づかなかったほどで、そうやって劇中で変化するのが印象に残ってけっこうおいしい役といえるかも。
あとはですね、ボーカロイドの声で有名な下田麻美さんがかなりすごいです。登場するのは劇が中盤を過ぎてからで決して出演場面は多くないんですけど、けっこう持ってきます。ストーリー上で重要な役割を果たしているのと、飛び道具的とも言えちゃうんですけど、キャラクター自体が突出していて、かつ演じるご本人の資質が活かされるような役になっているのでインパクトが強いんですよね。
そういう濃い役がいるために、保田さん演じるエリコは引き立てる役になってしまっているところもあるかもしれません。


と、いまひとつのようなことを書いてしまいましたが、それはたぶん私が保田さんへの過剰な思い入れを持っているからです(笑)。
翔とエリコのラブストーリーでもあるこの劇、ROLLYさんと保田さんふたりでのシーンは、切なかったりもどかしかったりあたたかかったり、物語が進行する中でふたりの間に漂う空気が変わっていくのが伝わってきます。
多くのダンサーが参加するショー場面はまさに豪華絢爛。ご覧になって損はない舞台だと思います。



最後に、保田さんファンの方が心の準備をしておいたほうがいいかもしれない点いくつか。
キスシーンあるよ。ROLLYさんと。2回。ちなみに1回目のキスはかなり切ないよ。
それからね、ビキニ姿あるよ。いきなりビキニ姿にされて恥ずかしがるという場面なんでけっこうエロいよ。予想外だったんで驚いちゃってイマイチじっくり観られなかったことを若干後悔している私です。