鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

Chitarra e basso

Dohhh UP!で配信が始まったBuono!の新曲、Buono!サウンド原点回帰を思わせていい感じですね。個人的にはベースのブリブリした感じがたまらないのです。




さて、曲に関してはCDがリリースされたときに改めて書くとして、ビデオクリップでBuono!メンが持っている楽器について反応してみたりして。
夏焼さんのベース、鈴木さんのギターのかたちが一番わかりやすいのはこのカットかな。

夏焼さんのベースは、ESPの別ブランド・EDWARDSのモデルで、すでに生産終了しているE-UT-90Bが一番近いようです。ただ、ラインナップには夏焼さんが持っている赤のモデルがないんで、あるいはカスタムモデルかも?
※追記:ESPの廉価版ブランド・GrassRootsのやはり生産終了モデルにG-UT-46MSというモデルがありました。E-UT-90Bとの外見上の相違点であるピックアップ部がビデオクリップでは見えにくいんですけど、G-UT-46MSには赤のモデルもありますし、スケールが短い=楽器全体がやや小ぶりなので、夏焼さんの身長との対比で考えるとG-UT-46MSの可能性が高そうです。


次に鈴木さんのギターは、かたちからESPのヴァイパーというモデル、もしくはESPの別ブランドから出ている廉価版なのは確実。現在カタログにあるモデルで一番近いのはESPのVP-Lなのですが、相違点がいくつか。まず、鈴木さんが持っているギターはピックアップ(音を拾うマイク)がひとつ。それから指板のポジションマークが異なっています。ポジションマークは下の画像がわかりやすいはず。

この画像をよく見ると、最終フレットのポジションマークが横に長くなっています。アーティストのシグネイチャーモデルだと、最終フレットに名前が入っていてポジションマークが横に長いというのがよくあるパターンなので、もしかしてこれも誰かのシグネイチャーモデルかなと思って調べてみると見つかりました。ESPの海外ブランド・LTDから発売されていた、Soulflyのボーカル&ギター・Max Cavaleraのシグネイチャーモデルで、MC-200というモデルです。現在のESPのサイトには掲載されていないのですが、ウェブアーカイブを調べたらアメリカ向けサイトでは2006年には製品紹介が掲載されていました。2007年版の製品紹介では掲載されておらず、2006年で生産終了したものと思われます。日本国内版サイトでは見つからなかったので、国内で正式に販売されたことはない模様。鮮やかな緑色はブラジル国旗の色だったんですね。


ただ、上の画像を見ると、ヘッドに入っているはずのロゴが見えないんですよね。もしかしたらリフィニッシュされているのかも?
ちなみに上の画像から鈴木さんの使っているギターストラップも特定できます。Live Line・LS1800シリーズのインディアン/ブラックです。ギターやベースに比べれば格段に入手しやすいので、お揃いにしたい人はまずここから始めるのも手かと(笑)。