鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

プラチナ9DISCO

25日に大宮ソニックシティでおこなわれたモーニング娘。コンサート昼公演を観てきました。
セットリストは書いていませんが、コンサートの内容に触れるので「続きを読む」にしておきます。








実は今回のコンサートを観るにあたって、小さな不安というか、危惧のようなものを感じていました。今回のツアーは、3月にリリースされた『プラチナ9DISC』を引っさげてのツアー。ツアータイトルも『プラチナ9DISCO』と銘打たれており、当然ニューアルバムからの楽曲が多く歌われることが予想できていました。決してキャッチーな曲が揃っているわけではないニューアルバムの楽曲を中心に据えた場合、それは観客との距離感を感じさせるコンサートになりはしないだろうか? と思っていたのです。
しかし、それはまったくの杞憂に終わりました。ニューアルバムの13曲のうち、発表時期の早かったシングル曲2曲を除いた11曲が歌われていますが、過去の曲とおりまぜられながら、バラエティの豊かさを感じさせる構成となっていました。
方向としては、昨年秋の『リゾナントLIVE』に続き、現在の娘。をいろいろな角度で見せてくれるコンサートという印象を持ちました。特に亀井さんは、曲によってガラリと変わるギャップを“魅せて”くれます。
もうひとつ印象に残ったのが、照明やスクリーンに映される映像と、娘。のパフォーマンスを連携させた演出の見事さです。オープニングの鳥肌の立つようなカッコよさ、道重さんの歌う『It's You』でのスタイリッシュな演出など、これまで観てきた娘。コンサートの中で、もっとも効果的に映像や照明が使われていたと思います。
また、エルダークラブハロプロを卒業してから初となるツアーで、メロン記念日や松浦さんの曲をセットリストに加え、ハロプロを卒業していったアーティストへのリスペクトと継承を感じさせてくれたのも嬉しいところでした。


ひじょうに楽しめたコンサートでしたが、ただひとつ、コンサートで聴けるのを楽しみにしていた『弱虫』が、新垣さんのソロによるワンコーラス+サビという構成となっており、終盤での道重さんとのボーカルの絡みがなかったのがちょっと残念でした。


いまのところほかの公演を観にいく予定はないのですが、都合とチケットの算段さえ付けば、もう1度観ておきたいと思っています。