鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

楽曲大賞2008

ハロプロ楽曲大賞2008に投票してきました。今年は余裕を持って投票できるかなと思っていたら結局締切まで30分を切ってしまったという。
以下、投票内容です。

楽曲部門

  1. 『恋愛♥ライダー』Buono!:3.5pt
    “ロック”を感じさせつつも遊び心あふれるカラフルなアレンジが絶品。ミックスの凝り具合にも唸らされました。グリスを多用したベースのプレイから生まれるドライブ感も素晴しい。そしてなにより、そのサウンドに乗って3人の躍動感が炸裂していることがこの曲の最大の魅力。
  2. 『カラゲンキ』音楽ガッタス吉澤ひとみ石川梨華里田まい紺野あさ美):2.5pt
    ソングライター&サウンドプロデューサーとしてのつんくいまだ健在なりを示したのがアルバム『1st GOODSAL』であったと思っています。この曲は、サウンドだけに着目するとほかの曲に比べいまひとつな印象もあるのですが、とにかく「この勘違い女」というフレーズのインパクトが絶大でした。このフレーズが出てくるのもつんくPならではなところかもしれません。(※『カラゲンキ』は三浦徳子氏の作詞ですが、ここではつんく氏の作詞であるようなコメントをしてしまいました。訂正いたします:2008年12月31日追記)
  3. 『幸せクローバー』月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。):1.5pt
    セカンドアルバムを聴いていると“月島きらり”はシングル『チャンス!』あたりを境に歌い方が大きく変化していることに気づかされます。ファーストアルバムのころより表情豊かに歌えるようにはなっているのですが、その反面、ファーストアルバムの楽曲にあった未完成ゆえのイノセンスさが失われてしまった感は否めません。そんな中で、この曲はキーがほかの曲より高目なためか、ちょっと危なっかしさも感じさせる歌い方になっているのが、未来への期待と不安を抱えた歌詞の内容と絶妙なマッチングを見せています。
  4. 『TOKYO FRIEND☆SHIPSSHIPS:1.5pt
    ハロプロメンの歌ではないこの曲に入れるかどうかはちょっと迷いましたが、ノミネート曲の中でかなりよく聴いた曲なのは間違いないので。作詞・作曲・編曲をひとりのアーティストが手がけていることもあってか、トータルな楽曲としての作品世界の作り方が見事。硬質なギターサウンドの中に漂うデジタルっぽさのバランスが心地良かったです。ボーカルもところどころデジタルっぽくなるのはご愛嬌。サビのファルセットも耳に残って効果的です。
  5. ペッパー警部モーニング娘。:1.0pt
    原曲を再現したようなアレンジからアタマのサビ終わりで今風のアレンジへと違和感なく切り替えているのが見事。過去の名曲の継承と再生を曲自体で表現した好例だと思っています。

今年に関しては、Buono!の曲の印象が強かったです。5曲全部Buono!でもいいかなとすら考えたこともありましたが、いろんな曲があってこそのハロプロ楽曲大賞らしさと考え、あえてBuono!枠はひとつに。
ほかの曲は、いずれもCDリリース時から有力な候補として考えていたものをあまり悩まずに並べていったという感じです。曲ごとのコメントでも書いたように、『TOKYO FRIEND☆SHIPS』を入れるかどうかはちょっと迷いましたけど(笑)。
ほか、候補に考えつつ落としたのは、MilkyWayサンサンGOGO』、アテロビ『夕暮れ☆シャーベット』、音楽ガッタス『抱きしめて…涙』『青春のカスタード』、『Café Buono!』全曲、娘。『青春時代』、月島きらり『ヒマワリ』。
自分の投票内容を改めて見直すと、すべて違うソングライターの手による5曲を選んだのは初めてかな? それだけハロプロ楽曲の多彩さも進んできたのかなと思っています。

PV部門

  1. 『Kiss! Kiss! Kiss!』Buono!:2.5pt
    学校を舞台に3人が醸し出す楽しさ、そしてほのかに感じられる切なさが眩しい映像作品でした。どことなくアルバム『Café Buono!』の内容をも連想させます。
  2. リゾナント ブルー (Another Ver.)』モーニング娘。:2.0pt
    歌シーン、メンバーそれぞれのオフという設定のシーン、ダンスレッスンシーンと、3つの異なるシチュエーションで飽きさせません。明確なストーリーが示されていないのがよりイマジネーションを喚起して楽しませます。
  3. リゾナント ブルー (Night Scene Ver.) 』モーニング娘。:1.5pt
    歌シーンがない分、楽曲のプロモーションビデオらしさが薄くなってしまった感じはあるのですが、このヴァージョンにしかない終盤のメンバー9人のソロショットはやはり捨てがたかったので。

今年は楽曲部門よりPV部門で悩みました。『Kiss! Kiss! Kiss!』、そして『リゾナント ブルー』の“Another Ver.”“Night Scene Ver.”どちらかというのは決めていたのですが、『リゾナント ブルー』でどちらを選ぶか、そしてあと1曲を決めあぐねていました。そしたらある日ふと“Another Ver.”“Night Scene Ver.”両方に入れてしまえばふたつの悩みが一度に解消されるというコロンブスの卵的発想を思いついて上記の如く(笑)。
同じ曲の違うヴァージョンに投票するのはどうかな、とも思いましたが、それぞれに魅力的なカットのある2ヴァージョンだったので。配点は悩んだのですが、歌シーンがあり、楽曲のPVらしさでは勝っていると感じた“Another Ver.”に0.5ptプラスで。
PV部門は投票した3作品が抜きん出ていたと思うので、次点的な作品はなしで。

推しメン部門

ええっと、理由っているんですか?