馬鹿がテレビを作ってる
10月の東京国際映画祭で先行上映された『40歳問題』という映画が再来週の20日から一般公開されます。
これ、面白いですよ。元FLYING KIDSの浜崎貴司氏、音楽プロデューサーとしても知られる大沢伸一氏、真心ブラザーズの桜井秀俊氏という40代に突入した3人のミュージシャンを『ナビィの恋』などの中江裕司監督が追った音楽ドキュメンタリーで、予定調和でない感情のやりとりが見られる刺激的な作品になっています。
私の場合、FLYING KIDSも真心も、それぞれがデビューするきっかけとなったテレビ番組をリアルタイムで見ていたもので、余計にそれぞれの40代に感じる部分が大きいのかもしれません。
真心は、テレビ番組の企画から登場したにもかかわらず、テレビで「テレビが馬鹿を作ってる 馬鹿がテレビを作ってる」と歌っちゃうシニカルさが好きだったなあ。