薄っぺらい
どっかのプロデューサーがこんなことをブログで書いてたってさ。
プロは、完成された作品を世に魅せるのがあたりまえなんですからね。その過程(特にマイナスな出来事など)をわざわざ全て見せることないですもん。
まさに「番組作りの過程をわざわざ見せている」ブログでこの文章を書くことの奇妙さを、この書き手は感じなかったのだろうか? いかにたいした考えもなしに薄っぺらな言葉を並べ立てているだけかが透けて見えるようだよ。言葉を発することの意味と責任を自覚してさえいれば、こんなくだらない揚げ足取りの指摘などされようもないはずなのだが。
以前、知人からこんな話を聞いたことがあります。
「ポジションに憧れているだけの人間が増えている。たとえば“作品が作りたいからクリエイターになる”のではなく、周りからクリエイターと呼ばれてチヤホヤされたいだけ」
いま、その言葉の意味がすごくわかる気がするな。