鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

娘。さんのレストラン

ついに最終回となってしまった『ハロモニ@』は、全員での投げ入れに挑戦編でした。
3人ずつ3組のチームプレイでのチャレンジ。高橋さん、光井さん、リンリン組が失敗したあと、自分たちで片づけをして次のチャレンジに備えるところなど、最近の投げ入れチャレンジのときと違って、極力スタッフを映さないようにしている意図があるように感じました。これは3組それぞれの成功までの過程を見せた上で、番組最後に初期の『ガキカメ芸術劇場』みたいにドラマ仕立てで3組の投げ入れを続けて見せていくのかなと思っていたら……あら、エンディングになっちゃったわ(苦笑)。
もちろん3組それぞれに成功シーンも見せてくれていますけど、やっぱり最後に3組続けての“作品”としての投げ入れをみたかったなあ。なんとなく、メイキングだけを見せられちゃったみたいな印象が残りました。



ハロモニ@』終了については、しばらく前に報道された時点では後番組の情報がわからず、ハロプロ枠存続の可能性がないと言い切れない状態だったので触れずにいましたが、結局は後継となる番組もなく、終了となりました。
終了について、多くのサイトなどで「あの内容ではね」という意見が見受けられるようで、たしかに『ハロモニ@』となってからは番組の方向性が定まらない感じはありました。
個人的には『ハロモニ@』になってからは(あんまり的確な表現ではないと思いつつ使いますが)“ライブ感”が薄れてしまっていたような印象があります。『ハロー!モーニング』のときは、ハロプロ関係の情報コーナーがありましたし、番組を観ていると、自然に娘。やハロプロの“現在”が感じられていたと思います。それが『@』になると、情報コーナーがなかったりとか、卒業企画を番組でやらなかったというところが象徴的なんですけど、“現在を見ている感覚”が薄かったと思うのです。そのため、いつしか視聴者と番組との間に溝ができてしまっていたような気がします。
SNS開設というのは、その溝を埋めて、視聴者と番組の一体感を作るための意欲的な試みだったのかもしれませんが、結果的にはうまく機能していませんでしたよね。もしかしたらSNSはSNSで楽しかったのかもしれないですけど、番組自体にどこか、SNSがそうであるような、クローズドな印象が生まれてしまっていたかもしれません。


私は、番組終了によってスタジオライブの機会が少なくなってしまうのを残念に思っています。以前にも書きましたが、ビデオクリップともライブパフォーマンスとも違うよさというのが、スタジオでのパフォーマンスにはあると思っているので。
歌番組などを追いかけなくてもスタジオでのパフォーマンスが観られる場があるというのは大きかったのです*1


10月からは深夜枠で『よろセン!』がスタートします。その番組で、どれだけハロプロの“現在”を伝えてくれるか、期待したいところです。

*1:もっとも、『ハロモニ@』でも後期は新曲リリースがあってもスタジオライブなしということも多くなっていましたが