映画の話なんかしてみたり

『Girl's BOX　ラバーズ☆ハイ』という映画が、関東では渋谷のQ-AXシネマで先月末よりレイトショー上映されています。エイベックス系のレーベルに所属する女性アイドルが集まった“Girl's BOX”というプロジェクトがあって（おそらく少なからずハロプロを意識した企画ではないかと思いますが）、そのプロジェクトから生まれた映画ということです。
ストーリーは、それぞれに事情を抱えて“Girl's BOX”というライブハウスに集まってきた５人の少女たちが、オーナーが倒れて存亡の危機に立たされた店を救うために奮闘するという青春物です。
主人公たちを“歌手を目指す女の子”に設定することで、うまく劇中にライブシーンを織り交ぜており、実際に活動するユニットが劇中に登場したりと、現実とのリンクのさせ方もうまいところです。
ストーリーはまったくのフィクションながら、役名がそれぞれを演じる子と似た名前になっており、役のキャラクターも本人たちのイメージに合わせたものになっているらしいです*1。それってハロプロにおけるアンリアルの娘。小説に近いものがあるのかも、とふと思ったりしました。
青春ストーリーとしてよくできた良質の作品となっており、ハロプロでもこういう映像作品が作れないものかとちょっとうらやましくもあります。
来週まで上映しているようなので、興味を持たれた方はぜひ。観て損はない映画だと思います。

*1:「らしい」というのは私が出演者たちをよく知らず、どんなキャラの持ち主なのかがわからないから。じゃあなんで観にいったのと言われそうですが、監督と脚本方面の興味が動機だったのです