伝説を背負って

先日の東京ドームでの伝説的なバンドのコンサートのオープニングアクトを、Fiction Planeというバンドがつとめていました。私が最初にこのバンドを知ったときは、ボーカル＆ギター、ベース＆キーボード、ギター、ドラムスという４人編成のバンドでしたが、今回オープニングアクトをつとめたことを知り興味を感じて調べてみると、ベーシストが脱退し、ボーカリストがギターからベースにコンバートして３ピースバンドになったとのこと。そして最近のビデオクリップを観て驚きました。


プレシジョンベースを抱えた長身のベース＆ボーカル、フロントがハムのテレキャスターでカッティングを刻むギタリスト。サウンドは異なるものの、その佇まいは、ドーム公演の主役であった、ベース＆ボーカルの父親たちの若き日を思い出さずにはいられません。
たぶん彼らには、伝説と比較される葛藤ってあると思います。でも、それも抱えこんで活動をしていくっていう覚悟のようなものを感じました。
ライブも観てみたかったなあと今さらながらに思っています。ＷＯＷＯＷでの放送はオープニングアクトまでは流してくれないかなあ…。