鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

ハロプロ楽曲大賞2007

ハロプロ楽曲大賞2007に投票してきました。

楽曲部門

  • 鳴り始めた恋のBELL音楽ガッタス:2点
    生楽器のサウンドをメインに据えたアレンジが生み出すグルーブ感が素晴しい。そのオケに乗った10人の歌声は、それぞれ個性がありつつもバランスが取れていて、グループとして良くまとまっている感じ。完成度の高い1曲という印象です。
  • 悲しみトワイライトモーニング娘。:2点
    吉藤高新亀道田久光の9人体制は、これまでになくクールなカッコ良さを表現し得た娘。だと思っています。この曲の前作である『笑顔YESヌード』がグルーヴのカッコ良さだとすれば、この曲はビートのカッコ良さ。また、ある種の下世話さを持ったラブソングがハマったのもこの時期の娘。の持ち味であり、その特質をもっとも鮮明に見せたのがこの曲。
  • 息を重ねましょう安倍なつみ:2点
    レゲエのリズムにカントリーテイストのギターが絡むサウンドは新鮮。そしてエロティックな歌詞を生々しくなることなく、しかし体温を感じさせる程度のリアリティを持って歌えるのは、おそらく安倍さんにしかできないこと。
  • VERY BEAUTYBerryz工房:2点
    はねたリズムでブリティッシュ風味のアレンジが心地良く響きます。ピアノやストリングスの音色の選び方も絶妙。また曲の持つスケール感をBerryz工房のメンバーが気負うことなくナチュラルに表現しているところが好印象でした。
  • 勝利のBIG WAVE!!!アテナ&ロビケロッツ:2点
    徹底して陽性な溌剌さに満ちた気持ちのいい曲。メンバー4人、それぞれの声の特質が引き出され、また混ざり合うことでさらに気持ち良さを感じさせる響きとなっているところが魅力的。

1位から5位というよりも、それぞれ異なったフィールドから選んだ5曲という感じです。そんなわけで点は全部2点にしました。
ほかにも娘。の『笑顔YESヌード (ALBUM MIX)』『シャニムニパラダイス』、月島きらりの『ハッピー!』、℃-uteの『めぐる恋の季節』『通学ベクトル』、Buono!の2曲なども迷ったところだったのですが、最終的にはどこか引っかかりの残るような5曲が残ったかたちになりました。
月島きらりの『☆☆☆』や松浦さんの『ダブル レインボウ』はひじょうに気に入ったアルバムでしたが、アルバムとしての完成度が高かったために、逆にそこから1曲を選びにくく、その収録曲はバッサリと落としました。もしアルバム部門があれば迷いなくこの2作に票を投じているところです。

PV部門

  • 『みかん』モーニング娘:3点 →Dohhh UP!
    これに関しては語る言葉を持たない。ただ、ひたすらにひたむきな力を画面から感じてしまった。
  • めぐる恋の季節℃-ute:2点 →Dohhh UP!
    カメラの前後方向の移動を効果的に使っているのが新鮮でした。「季節の移り変わり」という時間的な変化を空間的な移動に置き換えて、さらにワンカットで収めている手法も興味深かったです。
  • お願い魅惑のターゲット オリジナルnew ver.』メロン記念日:1点 →Dohhh UP!
    はっきり言って反則って言えば反則なんですが、徹底してやってしまう潔さに脱帽です。

今年はDohhh UP!のおかげで昨年までより容易に多くの作品を観られるようになったのがありがたかったです。
最近観てとにかく強い印象を受けてしまった『みかん』、発表時に繰りかえし観た『めぐる恋の〜』をまず選考。あと1曲、印象に残っているのは『VERY BEAUTY』『恋するエンジェルハート』『愛しき悪友へ』……って考えてて全部洋館ロケじゃんって気がついた(笑)。あの手の雰囲気が好きなんですよねえ。でも雰囲気が似ているゆえに結局その中では甲乙付けがたく、まったく違うタイプの『お願い魅惑のターゲット オリジナルnew ver.』を選んでみました。
今年春発売の『映像 ザ・モーニング娘。4』で初お披露目となった『恋は発想 Do The Hustle!』はビデオクリップとしての作りが面白く、ノミネートされていればぜひ入れたかったところです。

推しメン部門

カジュアルディナーショーなどでは音楽面でも充実したところを見せてくれているんですけどねえ、今年もまたリリースというかたちでは……。