鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

5月6日、さいたまスーパーアリーナで私が観た娘たち。(その1)

8期メンバー・光井愛佳

加入からさほど時間が経っていないはずなのに、すでにグループにしっかりフィットしているのにまず驚かされた。
加入後にリリースとなった曲だけでなく、以前の曲でも重要なパートを歌う部分が少なくない。ただ、彼女の魅力である声質が、まだコンサートという舞台では充分に活かされていないようにも感じる。それは経験の足りなさゆえだろうか。
また、ダンスにはまだぎこちなさを感じる箇所がある。ほかのメンバーは常につま先側に体重を乗せてステップを踏んでいるように見えるのだが、彼女は踵側に体重が乗っているように見える。それがフォーメーションの移動の際などにドタドタした印象を与えてしまっているように感じた。
しかし、課題が明確な分、今後のさらなる伸びに期待を感じる。

7期メンバー・久住小春

しばらく前に、2005年の香港ツアーのFC限定DVDを見せてもらったことがある。メンバーそれぞれがソロで歌を披露するコーナーで、加入から数ヶ月しか経ていない彼女は『愛あら』を歌っているのだが、歌もダンスもまだぎこちなく、歌いながら泣き出しそうにすら見えたのが印象に残っていた。
それからまだ2年に満たない。さいたまスーパーアリーナのステージで堂々とひとりで歌う彼女の姿には、単に成長という言葉だけでは足りないほどの変貌を感じさせられた。
もちろん本人の持っていた資質が開花したのが第一ではあろうが、それを存分に発揮できる環境に恵まれたことも大きいのではないか。
この日卒業を迎えた吉澤リーダー体制のスタートとほぼ時期を同じくして加入した彼女。その彼女が現在ステージで見せる輝きは、吉澤リーダー体制の誇るべき光であるはずだ。