映ったもの
『なっち派宣言』の黒鱒師さんが、4月8日付けの日記で『ハロモニ@』初回について触れられています。バームクーヘン作り見学の場面で、娘。メンバーが帽子にちゃんと髪を入れていないことを指摘する内容です。
私もその場面はおおいに気になりました。ああいう場面が放送されたのは非常に良くないイメージを与えるものだったと思っています。ただ、それについて娘。(あるいはスタッフ)に非があると言い切ることはできないと思っています。娘。もスタッフも、あれが良くないことだとわかっていて、やむを得ずやっていたのかもしれないからです。
要は、あの場面では髪をちゃんと帽子の中に入れておけばよかっただけのことです。しかし、あれはテレビ収録の一場面です。当然、娘。さんたちはメイクもしていますし、髪もプロのスタイリストによって時間をかけて整えれたものでしょう。もしかしたら、髪を帽子の中に入れるということすら、ショートの吉澤さん以外には簡単にできることではなかったのかもしれません。
もちろん、だからと言って衛生面を軽視して良いわけはありませんが、限られた時間の中でロケをおこなうという状況の中では、髪型を乱さないことを優先するのも、間違ったこととも言い切れないと思います。髪が乱れたことで収録に支障をきたしたら、娘。やスタッフだけでなく、その後に訪れる予定のロケ先の人たちなど、外部の人たちにも影響が及ぶことが考えられるからです。
個人的には、あの場面で吉澤さんが髪を入れているのを見て気づかないほどほかのメンバーも鈍くはないと思うし、スタッフも同様だと思います。あの場面では、娘。もスタッフも、申し訳ないと思いつつ、すごく気を遣いながら収録していたのかもしれません。
と、今まで書いてきたことはすべて「もしかしたら」「かもしれない」という仮定の話です。実際は娘。もスタッフもな〜んも考えず、単に杜撰だっただけかもしれません。ただひとつ確実なのは、画面に映ったものだけを材料になにかを断言することはできない、ということです。