巣立つ人、残る人。

ハロプロに安定っていう言葉はないんだなと改めて思わされる吉澤さんの娘。卒業発表でした。
思えば突然のリーダー就任から、同期を送り出し、新メンバーを迎え、後輩を送り出し。そしておそらく娘。史に残る成果となったミュージカル『リボンの騎士』を成功させ、久々のＣＤ売り上げ１位を達成しと、２年に満たない期間でしたが実に濃密なリーダーとしての経験をしてきたと思います。
率直に書けば、今の時点で私にとって娘。がもっとも魅力的に感じられたのは、吉澤さんがリーダーをつとめた時期でした。それだけに感ずるところは大きいです。
ガッタスでの活動で得てきたものも大きいはず。卒業後の活動がいまひとつ具体的に示されていないところに若干の不安はあるものの、きっとあっと驚かせてくれるような展開が準備されているものと思います。


さて。
５月の吉澤さん卒業以降は、藤本さんリーダー・高橋さんサブリーダー体制となる娘。。
加入順にそった人事とするならば、かつての飯田さんリーダー・保田さんサブリーダーのように、高橋さんリーダー・藤本さんサブリーダー体制となったはず。藤本さんの場合デビュー→娘。加入の経路が変則的ということはありますが、娘。史上初めて加入順を越えたリーダー就任となりました。それだけ藤本さんに期待されているものが大きいのだと考えることができるでしょう。
そして藤本さん、高橋さんの組み合わせで私が思い出すのが、昨年７月オンエアのハロモニ。で幼稚園の先生に挑戦する企画でのふたりのやりとり。高橋さんの「末っ子だもんね」に「うん」と妙に殊勝にうなずく藤本さんの姿にこのふたりの関係性っていうのは一体どーなっとるんだろうかと思ったもんでした。そのふたりがリーダー・サブリーダー就任ってのは、今後面白い構図が見られるんじゃないかと、そんなことを期待していたりもするのです。


顧問の先生的な印象のあった中澤リーダー時代。委員長的な飯田リーダー時代。主将的な吉澤リーダー時代。同じリーダーという立場ながらそれぞれ個性を見せてくれた歴代のリーダーたち。果たして藤本さんの見せるリーダー像とはどんなものになるのでしょうか？