３本立てその３

というわけでハロプロがらみで批判めいた文章がふたつ続いたものですから、いっそのこと３本立てにというわけでもうひとつ。
ただ、今度のはちょっと前ふたつとはニュアンス違うんですよね。前のは番組の作り手に対するものだったんですが、３つ目はそのものズバリあるハロプロメンに向けたものになるんです。
なので本題に入る前に改行の上“続きを読む”にしておきます。









【ご注意！】以下、３代目リーダーな方への批判的文章があります。



Gyaoの『ハロプロアワー』最新配信分を観ました。今回はゲストに矢口さんが登場。３回目の番組出演となりました。当然歌も披露しているのですが、その歌い方がどうも気になるのです。
以前とは明らかに歌い方が変わっています。まず声の出し方は妙に鼻にかけたようになっている。そして少し力を抜いたみたいにして、音符をスラーで繋げたような歌い方。その一方でフレーズの終わりなどでコブシを回すみたいに音程を変化させるのが目立ちます。
曲によっては、そういう声の出し方や歌い方が効果的な場合もあるでしょう。しかし、今回歌った『Do It! Now』はきちんと強弱のアクセントをつけて、切るべき部分はスタッカート気味に刻んでリズムのハネを出すべき曲でしょう。もし矢口さんが今の歌い方を「うまい」と思っているのなら、それは大きな間違いです。一緒に歌ったアヤカは、歌い慣れていないこともあってかオリジナル近い歌い方をしていますが、その方が間違いなく正しく歌えています。
昨年の一件以来、矢口さんが歌う機会は激減といって良いほどに減りました。そのため、誰かにディレクションをしてもらう機会もまたなくなってしまったのではないでしょうか？　その中で、自分なりに歌い方を模索した結果、以前持っていたものを失くしてしまったように、私には思えるのです。
私は、矢口さんはボーカリストとして類い稀な能力を持っている人だと思います。『ＦＳ４』に収録された『ひとりぼっちの部屋』や『中央フリーウェイ』を聴くと、その心地良いボーカルに、文字通り魅了されます。
それだけに『ハロプロアワー』での、矢口さんの今の歌を聴くと、残念な気がしてならないのです。