『リボンの騎士』もうひとつの見所

先日『リボンの騎士』を観劇したときは、全体を見渡せる席が良かったのと、あと急遽行ったんで財布の中身の関係もあってｗ、Ａ席で観ていました。後ろから数えた方が早い席です。
その席でひとつ予想外の出来事があって、高さ的にちょうど舞台上部のオーケストラ席が良く見える位置になるんです。基本的に「演奏している人」を観るのが好きなもので、娘。さんたちの演技を見ながらときどき視線をオーケストラにも移していました。
オーケストラといってもいわゆる管弦楽団ではなく、ドラム、エレキベース、ギター、キーボード、パーカッションにブラスセクションというポップスっぽいバンド編成。ギターの小島久政氏が指揮者を兼ねており、ギターを弾きつつほかのメンバーを指揮していて、曲によっては右手で指揮をして左手のみで演奏するなんて箇所もありました。場面によって４本のギターを使い分け、ガットギターソロでのバッキングのときは、舞台の娘。さんたちの動きを確認しつつ演奏しているのがはっきりわかって、小島氏の動きも私にとってはひとつの見所でした。
もちろんまず観るべきなのは舞台上で演技する娘。さんたちですが、これから観劇する方は、ときどきオーケストラに注目してみても面白いのではないかと思います。