鉄よりつよいもの。(旧)

KKTのブログ『鉄よりつよいもの。』のはてなダイアリー時代(2004年から2017年まで)のアーカイヴです。新規更新はしません。現在は新しいブログ http://kkt.hatenablog.jp/ をたまに更新

武道館雑感

昨日、25日におこなわれた武道館娘。コンサートの模様を何回かに分けて書いてみます。
今回は1曲ずつセットリストを追う形ではなく書いています。
セットリストや演出内容に触れるので畳みます。





燃える気合

1曲目の『色っぽい じれったい』で舞台上に置かれたいくつものスタンドに、かがり火のように火が焚かれているのに驚かされました。舞台用のフェイクの炎かとも思いましたが、2階席から双眼鏡で見た限り本物の炎だったようです。情熱的なこの曲のイメージに合った演出ではありますが、舞台上で炎を使うのは当然危険も伴います。あえてそれを実行したスタッフ、そして炎の焚かれたステージ上で堂々とパフォーマンスした娘。たち。ステージで燃える炎に、このコンサートへの「気合」を感じました。

奥行きのあるステージング

昨日も簡単に触れましたが、ステージ中央から伸びる花道の使い方が印象に残りました。花道自体は従来のコンサートでも何度か使われていますが、従来はメンバーが花道に立つときも、花道のサイド側を向いてパフォーマンスする、すなわち、花道の長さを幅として、横方向に広いステージングを見せることが多かったと思います。昨日の公演では、花道の長さを奥行きとして使う、縦方向の奥行きの大きいステージングが見られました。
オープニング・アクトの℃-uteのステージでもそれを感じさせる部分はあったのですが、最も強く感じたのは3曲目の『ラヴ&ピィ〜ス!』でした。花道の先端のサブステージでメンバーが歌い踊り、そのうしろにも、そのうしろにもメンバー。そしてひとりメインステージ中央に立つのは吉澤さん。その姿にはほかのメンバーをしっかりと支えるという堂々とした貫禄すら感じられました。
スタート時から吉澤リーダー体制でおこなわれる初のツアーとなった今回のツアー。このステージングは“リーダー吉澤ひとみ”の頼もしさを、見事に表現していたと思います。