やっと見た
- 作者: アライテツヤ
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2005/08/10
- メディア: 大型本
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いやこれ、想像以上に良いです。特に京都を舞台としたロケの写真は雰囲気にすごくマッチしていて素晴しい。
一番うならされたのは(表紙を1ページ目として)9ページから15ページへの流れ。10ページで背筋をピシッと伸ばした若干緊張の感じられる写真があって、13ページの少し緊張がほぐれてお茶碗を持った笑顔。そしてお菓子を食べる14・15ページの満面の笑顔。脚を伸ばしてくつろいだ雰囲気とあわせてすごく幸せな気持ちになれる1枚。そのひとつ前の写真とあまり変わらないアングルで撮ることでそのくつろいだ感と嬉しそうな笑顔がより引き立っているんですよね。これはもう見事としか表現のしようがありません。
30・31ページはロケ場所の選択が素晴しい。続く32ページからの料理を作る場面も「キッチン」ではなくて「台所」なのがちゃんと一貫したコンセプトが感じられて良いです。
58ページのアイスキャンディを食べてる写真の「ボーイッシュ」でも「少年っぽい」でもない「男の子っぽい」雰囲気も新鮮。
まだメイキングDVDは観ていないんですが、こちらを観るのもすごく楽しみになってきました。
もし(もうあんまりいないとは思いますが)購入するかどうか迷っている方がいらっしゃったらぜひ購入するべきだと思います。