法則考

最近、小川さんが痩せています。骨格がガッシリしているのでほかのメンバーより太く見えてはしまいますが、体重が減ったのは間違いないでしょう。
以前より娘。内質量保存の法則というのが唱えられています。誰かが痩せると誰かが太ると言うものです。しかし、今のところ小川さんの減少分を補うほどの体重増加を見せているメンバーはいないようです。この法則は破られたのでしょうか？
そもそもこの法則を「娘。の体重の合計が一定に保たれる」と解釈すれば、新メンバー加入の際はその人数分ほかのメンバーが激痩せし、卒業の際には太らなくてはならなくなります。そんなことはあり得ないので、これは「娘。の体重の合計をメンバーの数で割った値が保たれる」、すなわち平均体重が保たれるのだと解釈するべきでしょう。
さて、先日いなくなった矢口さんはその身長から見て、娘。の平均より体重は軽かったと考えられます。平均値より低い値の人が集団からいなくなることで、集団の平均値は上昇します。
ここでまとめてみると

• 小川さんが痩せたことで娘。の平均体重は減少した
• 矢口さんがいなくなったことで娘。の平均体重は上昇した
• 従ってふたつの値の変化が相殺され娘。の平均体重は一定の範囲内に収まっている

と考えることができます。
矢口さんは脱退することで、娘。内質量保存の法則を維持し、リーダーとしての最後の役割を果たしたのかもしれません。