永遠のモータウン
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
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歴史に残る“モータウン・サウンド”を創り出しながら、あくまで裏方として扱われ、レコードにクレジットされることすらなかったミュージシャンたち=ファンク・ブラザース。
彼ら自身の口から語られる当時のエピソード、そして再結成を果たしたファンク・ブラザースによるコンサートの模様で映画は構成されています。
その偉業に比べ、あまりに不遇な扱いを受けたミュージシャンたち、特に非業ともいえる死を遂げた偉大なるベーシスト、ジェームス・ジェマーソンのエピソードは胸を打つのですが、それ以上に心に響くのはコンサートの模様です。60歳以上の年齢を感じさせないそのパフォーマンスには圧倒されます。映画の撮影後、さらにふたりのメンバーが他界。決して再び観ることのできない演奏となったわけです。
映画の元となった本を書きファンク・ブラザースを再評価させ、コンサートの音楽監督もつとめたアラン・スラツキーの仕事には敬意を表します。
ハロプロ楽曲にも多大な影響を与えているモータウン・サウンドだけに、ハロプロファンにも興味深く観られる部分があるのではと思います、とヲタ日記として着陸させてみる。